同居しますか7

みなさんおはようございます。朝です。
まだあのクソを追い出せていません。ヘタレな俺を許してください。

「朝はパンだけなのでしょうか…。」

大の大人がしょぼーんとして見せても、気持ち悪いだけなのでやめてほしい。文句があるなら食うなボケ。

自分の分を食べ終わると、スーツに着替える。今日は入学式だ。
すると着替えていた寝室のふすまがあく。

「おや、また男前なことで……。ああ、今日は入学式でしたか。それでは校舎までご一緒いたしませんか?」

また、胡散臭い笑みを浮かべながら、ご一緒に等と抜かしやがる。男前って、俺はどっからどう見ても平凡だよ。馬鹿にしていのか、その胡散臭い笑顔は俺を馬鹿にしている印なのか!?

ふざけんな。その言葉が喉まで出かかった時、不意に手を掴まれ、ずるずると玄関まで引きずられる。

「おい。」
「ああ、行ってきますのキスですか?そうならそうと言ってくれれば…。」

言いながら顔を寄せてくるこいつに手を掴まれていない方の手で押し返す。
何でこんなに話通じないんだ。こいつ宇宙人か?そうなのか?

結局俺が何を言っても、掴んだ手は離してもらえず。入学初日からお手手つないで登校と相成ってしまった。
周りの、「え、あいつ何?ホモなの?」という視線とセリフに入学式が始まる前にもうぐったりだ。ホモじゃねえよクソ。

「式終わったら迎えに来きますね。」

そう言われて、即、「いらない。」と答えたが、昨日の約束の関係で教授のところへ連れていくと言われれば断れない。今度は絶対手を掴まれないようにしよう。そうしよう。

入学式で使われる講堂に入ったが、案の定周りの人間には遠巻きにされて、指をさされてホモ扱いされた。畜生。ゼミを紹介してもらったら、もう絶対二度と関わりを持たない。そう決めたつもりだった。